子供の頃から絵を見たり描いたりするのが好きで「将来は絵を描く仕事につきたいな」と思っていても、実際にどんな仕事があるのかあまりわからない方も多いのではないでしょうか?
画家以外の仕事を知らず、絵で生活するのは難しそうと諦めている方もいるかもしれません。
しかし、絵を描く仕事はいくつもあります。せっかく絵が好きならば、それを生かした仕事をしたいですよね。
この記事では、絵を描く仕事を7つ紹介しています。また、働き方や、将来に向けて今できることも解説しているので、絵で生活したいと思う人の参考になるはずです!
絵で仕事をしたい方は必見です!
絵を描く仕事7選!仕事内容やなり方を解説

早速、絵を描く仕事を7つ紹介します。
- ジャグアアートの施術者
- イラストレーター
- 漫画家
- キャラクターデザイナー
- アニメーター
- 絵本作家
- グラフィックデザイナー
それぞれ仕事内容だけでなく、仕事にする方法も解説しているので、参考にしてくださいね。
【絵を描く仕事1】ジャグアアートの施術者

絵を描く仕事を探している方には、ジャグアアートの施術者をおすすめします。
ジャグアアートとは、肌を傷つけず、時間がたつと消えるタトゥーのこと。ファッション感覚で手軽にデザインをいれて、おしゃれを楽しむことができます。施術者はまさに、肌にイラストを描く事が仕事です。
この仕事の魅力は、あなたが書いたデザインで喜ぶお客様の顔を、間近でみられること。
絵を描く仕事は、みた人の反応をなかなか確認できないものも多いのがデメリット。その点、ジャグアアートの施術者は、イラストで喜ぶお客様の顔を間近でみられるのが、何よりステキな点です。
私はジャグアサロンのオーナーとして年間1,000名以上の方に施術をしていますが、嬉しそうなお客様の顔を見る度にやりがいを感じます。
ジャグアアートの施術者になるには、講座を受けて独立するか、サロンで雇用してもらうか(またはアルバイトか)の2択です。特別な資格なしでも施術はできますが、お客様の肌に直接触れる仕事。万が一のトラブルでも対処できるように、事前に施術方法を学ぶことをおすすめしています。
なお、もっとよく知りたい方に向けて、ジャグアアートの全てを凝縮した「Jagua Art Bible」を無料配布しています!
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【絵を描く仕事2】イラストレーター

イラストレーターは、本や雑誌の挿絵のほか、チラシやポスターなどさまざまな分野でイラストを提供する仕事です。依頼者の要望にあわせて、ピッタリの絵をデザインする必要があるので、コミュニケーション能力も求められます。
イラストレーターで大きな仕事を受注して、自分の絵を街なかで発見したときの喜びは大きいでしょう。
イラストレーターになるのに特別な資格は必要ありませんが、美大や専門学校を出て就職する人が多いです。実力があればフリーとして高収入を稼ぐことができますが、独立して成功する人は一握り。安定した収入を求めて、企業に所属する人が多いようです。
【絵を描く仕事3】漫画家

漫画家は、その名の通り漫画を描く仕事。雑誌に載っている漫画以外にも、広告に掲載するものを企業向けに描く仕事もあります。
漫画が大好きな人で、ずっとデビューを夢見ているという人も少なくありません。
漫画家になるのに特別な資格は必要ありません。漫画家デビューするには、出版社に持ち込みをしたり、新人賞に応募したりして実力を認めて貰う必要があります。漫画家のアシスタントとして、修行を積んでいる人も多いですね。
一方で、広告系の漫画家は、応募があるときにポートフォリオを送って採用してもらうのが一般的です。
【絵を描く仕事4】キャラクターデザイナー

キャラクターデザイナーは、ゲームやアニメに出てくるキャラクターのイラストを作成する仕事です。
イラストレーターとの違いは、イメージのない状態から新しいキャラクターを生み出すところにあります。ゼロからどこにもいないものを生み出すので、より高い創造性が求められるのが特徴です。
キャラクターデザイナーになるには、ゲームやアニメの制作会社に就職するのが一般的です。そのため、ゲーム系の教育をしている専門学校を出ている方が、有利になることが多いでしょう。
【絵を描く仕事5】アニメーター

アニメーターは、アニメ制作の作画を担当する仕事です。
アニメではキャラクターを細かく動かす必要があるので、特にデッサン力や構造を理解する力が求められます。そのため、どの角度からでもしっかりとイラスト化できる、高い画力が必要です。
アニメーターになるには、制作会社に就職するのが一般的です。就職者は専門学校卒業生が多いですが、最近は美大出身者のアニメーターも増えてきました。いずれにせよ、絵を学びながらしっかり技量をあげることが重要です。
【絵を描く仕事6】絵本作家

絵本作家は、その名の通り絵本を作る仕事です。人により、絵とストーリー両方担当する場合もあれば、片方だけ作成するパターンも。もちろん、両方できたほうが仕事の幅が広がります。
有名になることができれば、印税のほかキャラクターグッズなどでも収入が増えていくのが魅力。ただし、稼げる人はかなり少なく、イラストレーターなどの仕事と兼業している人がほとんどです。
絵本作家でデビューするには、出版社に目をつけてもらう必要があります。賞に応募して入賞したり、自費出版で絵本を制作して知名度をあげたりしてコネクションを作る人が多いです。
【絵を描く仕事7】グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、雑誌広告やチラシなどの印刷物、パッケージなどのデザインをする仕事です。出版社や広告代理店の依頼を元に企画の要望をヒアリングし、それに合わせた制作物を作ります。
グラフィックデザイナーは、提出したデザインのポイントや良さを説明するプレゼン力も求められます。デザインそのものだけでなくその意図を伝えられれば、コンペに勝てたり、クライアントに提案が通りやすかったりするからです。
グラフィックデザイナーは広告代理店で働くほか、フリーランスの人も。ただし、独立して成功するには人脈が必要になるため、最初は企業を選ぶ人が多そうです。
絵を描く仕事での働き方

絵を描く仕事の働き方の選択肢は、大きくわけて2つ。
- 企業に就職する
- フリーランスとして独立する
のどちらかになります。
仕事の探し方が変わってくるので、どちらが自分に合いそうか考えておくと良いでしょう。
それぞれメリット・デメリットを解説します。
【絵を描く仕事の働き方1】企業に就職
企業のなかでイラスト関係の仕事につく方法です。
企業に就職すれば収入が安定しているのが大きなメリット。周りに同じ職種の人も多いので、技術を磨いたり仕事のやり方を相談しやすかったりするのもうれしいところです。
しかし、企業の中では仕事をなかなか選べません。自分のテイストと異なる依頼でも、要望に応じないといけないのが大変です。また、仕事量が増えてもそれに比例して収入が伸びるわけではないので、不満を抱きやすくなることもあります。
【絵を描く仕事の働き方2】フリーランスで独立
個人で依頼を受けたり、業務委託で特定の企業と契約を結んで独立することも可能です。フリーランスはスキルがあれば、仕事を選ぶことができます。働いた分だけ収益が増えていくのもうれしいところですね。
一方で、仕事が取れなければ収入がありません。自分で営業をしなければならず、仕事が安定していないのがデメリットでしょう。また、周りの人のやり方を学ぶ機会がないため、仕事しながら技術を磨くのも難しくなります。
これらのデメリットを払拭するために、企業で働いてから独立する人も。また、本業を別に持っていて、絵を描く仕事を副業にしている人もいます。
【今からできる】絵を描く仕事を手に入れる4つの準備

ここでは、将来絵を描く仕事につきたいと考えている方が、今のうちにすべきことを4つ紹介します。
- 画力をつける
- 実績を増やす
- イベントに参加する
- ポートフォリオを準備しておく
詳細まで解説するので、参考にして準備を進めてくださいね。
【絵を描く仕事のための準備1】画力をつける
どの仕事につくとしても、まず大切なのが画力。
継続的に絵を書いて、実力をつけておきましょう。プロになっても常に絵を書き続け、コツコツと技術を磨いています。少しの時間でも絵を練習し、スキルを向上することをおすすめします。
絵を描く仕事はどれも実力勝負。毎日練習を積み重ねてください。
【絵を描く仕事のための準備2】実績を増やす
絵を描く仕事に就職したい場合、過去に実績があるとアピールポイントになります。実績は、コンテストに受賞することだけではありません。絵に関するアルバイトや、イラスト販売の経験もアピールできます。
なぜなら、デザインでお金をもらうにはイラスト以外の要素も必要になるからです。すでに絵でお金を稼いでる人は、クライアントのニーズを把握したり、自分を売り込んだりした経験を持っています。そのため、画力以外のスキルをアピールしやすいのです。
最近では、イラストの受注や販売がインターネットでもできる時代。対面でのアルバイトも含めて、広く実績を増やすと良いでしょう。
【絵を描く仕事のための準備3】イベントに参加する
イラスト関係のイベントには、積極的に参加するのがおすすめです。イベントで新たな人脈を作れば、仕事につながる可能性もあります。うまく企業の担当者と出会えれば、就職の道もひらけてくるでしょう。
また、クリエイターに会えば刺激も受けられます。新たな創作のヒントを得られることもあるので、ぜひ足を運んでみてください。
【絵を描く仕事のための準備4】ポートフォリオを持っておく
仕事のチャンスをつかむために、ポートフォリオを準備しておきましょう。過去の作品や実績になるものをまとめておけば、営業するときに役立ちます。また、面接でポートフォリオの提出を求められることもあるでしょう。
いざというときに慌てないように、日頃から自分が作ったものを写真におさめたりデータ化したりして、いつでも提出できる準備をしておくのがおすすめです。
まとめ

身の回りをさがしてみると、絵を描く仕事はたくさんあります。
それぞれ細かく求められるスキルは変わりますが、まず大切なのは画力。将来絵に関わる仕事をしたい方は、毎日書き続けてコツコツと技術を磨くのが大切です。
今のうちにできる準備をしながらイラストを描き続けることで、絵に関する仕事の扉も開けてきます。毎日着実に、スキルを磨いていきましょう。
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