もう会えない人に言いたかった5つのこと

会いたいからそのまま「会いたい」って伝えられるのは
始めだけなんだよなあ。

 

勇気を出せば言えたことが
勇気すら出してはいけない世界にきてしまった。

 

会えなくなった今、「会いたい」とはもう言えない。
だから、伝わらないように伝える。
そのニュアンスのキャッチのし合いは感性が磨かれる。

 

彼はそれを読み取りながら、
欲しい言葉を伝わらないように伝えてくれる。
ほんと、天才だとしみじみ思う
生まれ変わっても彼を好きになる自信がある。

 

そんなもう会えない人に言いたかったことを
書き起こしてみようと思う。

 

同じ世界の住人でよかった

同じものを見ていても確実に人と見方がずれていること、
感覚がずれていること、
疑問や違和感を感じやすいことは
昔から指摘されては傷ついた。

 

生きてる世界が違うとか
価値観が違うとか
言われることが多かったけど
この世界でばったり出会えたことに運命を感じました

 

同じフィルターで立派に生きている人がいて
貫いている、私と違って堂々としている。
かっこいい、人間的な、その世界の主にふさわしい人だと思った。

 

彼は自分が自分でいていいことを認めてくれて
自信がなかったことを忘れさせてくれるくらいに褒めてくれる
贅沢で極上で何にも変えられない時間。
思い出しては、もっと味わっていたいと思う。

 

「同じ世界の住人でよかった。」

 

特別な理由がありました

昔は親しい人に対して〜〜ちゃん、〜〜くんまたは下の名前を呼び捨てにしていた。
でも、
なんとなくある人には〜〜さんって呼びたくなった
それがのちに会えなくなる人になる。

 

少し距離を感じるようで私にとっては最大の敬意と愛情表現である。
「お父さん」、「お母さん」に感覚が似ている。
尊敬している傍ら、一番近い存在の人に「特別な〜〜さん」を使う。

 

だから、私は彼を「〜〜さん」って呼ぶことにした。
彼は、「いつまで”さん”付けして呼ぶの?」って笑って言う。

その名前がすきだからって流して言ったけど
特別な人にはやっぱり特別な理由を自分の中で持っていたくなる。
次は私が笑ってこう言おうかな。

「特別な理由がありました。」

 

世に無い、世に残るものは?

その特別な彼に出会って
「好き」という感情が
現実世界にはいろんな形になって散らばっていることを知った

片思い、両思い、失恋、不倫、浮気、結婚、家族、彼氏、彼女

いろんな形がある。
でも、彼との関係は何にも属さない。
むしろ現実世界にも存在しない。

どこの世界にも存在しないものが
形になってそこにいる。

大人になったら見えないけれど、子供にだけ見える何かみたいに
形になったら見えないけれど、二人にだけ見えるものがある。

そして私は、どの形よりもそれを気に入っている。
でも、この形の名称を私は知らない。
だから彼に聞きたかった。

そのまま聞くのは面白く無いから、
答えを知ってるかのようにこう質問するでしょう。

「世に無い、世に残るものは?」

愛せないところが見つかりませんでした

彼のいろんな種類の笑顔、表情
ゆったりした空気感、雰囲気
肌、温もり、吐息、声、味、言葉
思考、選択、話し方、感性、思い

 

全てが愛しくて何1つ誰ともかぶらない。

何よりも彼の言葉を愛している。
彼の言葉は私に足りなかった感情の種をたくさん植えてくれた。

 

離れるために「愛せない理由」を探してみた。
今までの彼氏に別れたいがために適当に繕って言った「愛せない理由」は、
彼に通用しないことなんて始めからわかっていた。

 

「愛せる理由」ばかりが頭を支配して
「愛せない理由」が驚くほどに見つからない。

だから、このときばかりは稚拙な言葉しか出てこなかった。
あの瞬間に戻れるのであれば、
どうせ会えなくなるなら

最後にこう言いたかった。

「愛せないところが見つかりませんでした。」

 

 

会いたい

もう会えない人に言いたかった5つ目のこと。
もう一生使えないから、
勇気すら出してはいけない世界だから

 

伝わるように伝えたい。

「会いたい。」

 

もう会えない人に言いたかった5つのことでした。

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